三度注ぎ

見学が予約制になってから初めて行ってきました


前日予約と聞いていたけどすっかり忘れていたので慌てて当日予約電話
あっさりOK・・・
まあいいや、と思って雨が降る寒い中ビール工場へ出陣!


受付でいきなり名前と住所を記入させられた
やだなぁ〜これで回数チェックされてしまうよ〜


ビールの試飲券もらって見学時間まで待っていると
息子が予想通りに「行こうよ行こうよ!」
困ってしまいました


見学者はほとんどが家族連れと団体客
ああ、やっぱり「常連さん」締め出しなんだなぁと思っていると
一人だけ明らかに違う雰囲気を持った人が!
おおっ「常連さん」頑張って来てるね!
しかも「二人以上で申し込み願います」なのに一人で来てるよ!


見学が始まって、いつものショートカットのところに差し掛かると
息子が「こっち行こうこっち行こう!」
常連さんも係員の目を盗んで行こうとしている
だけど「関係者以外通行禁止」て柵立ててやがる
それに案内係が二人(前と後ろ)いるから逃げれない・・・


長々と30分ばかり工場内を回ってやっとこさ試飲会場に到着!
しかし席が用意されていた
しかもまだ案内係の人がいる
ちくしょー息子のために「じゃがりこ」買ってきたのにこれじゃ食べれない・・・


突然、案内係のお姉さんが
「缶ビールの美味しい注ぎ方!三度注ぎ!」を披露しはじめた


「まずビールをグラスに一気に注ぎまーす」
「泡とビールが5:5になるのを待ちまーす」
「次にゆっくりと注ぎまーす」
「泡とビールが6:4になるのを待ちまーす」
「最後に残ったビールを注ぎまーす」
「こうすると決めの細かい泡が出来て、泡がグラスの淵からこぼれませーん」


確かに、泡が盛り上がっているのにこぼれないや!
スゲー!


ビールを注いだお姉さんが
「誰かこのビールを飲んで見ませんか?」と言うと
すかさず常連さんが手を上げた!
内心大爆笑!
しかもお姉さん、困った顔して
「お客さん、前回飲みませんでしたか?」だって
さらに大爆笑!
一生懸命ほかの人を探して
「あちらのお客さん、外国から来ているみたいですから飲んでもらいましょう!」
とかわしてた


常連さんを無視して、その外人さんにビールを渡して
「どうですか?美味しいですか?」
おいおい日本語で聞くなよ!って思っていると
その外人さんは「美味しいです!」
思いっきり日本語じゃん!
さらにまた日本語で「缶に残ったビールと味を比べてください」
その外人さんもすかさず「あー全然違いますね!」と日本語で回答・・・
アジア系の人かと思ったのに日本人じゃん!


常連さん、めげずにこれからも手を上げてくれ!



今日の試飲

ラガー:1杯

一番搾り:1杯